GALLERY 21(3F)

開場時間:10:00 - 20:00
会期中無休・入場無料

TEL
03-5500-6711
キュレーション
KLEE INC PARIS TOKYO
協賛
ホテル グランパシフィック LE DAIBA

過去の展覧会

| 会期中のイベント |
*日程等、正式に決定いたしましたら発表いたします。

■ リレーアーティストトーク(予定)
岩田 栄二 / 杵嶋 宏樹
杵嶋 宏樹 / セリーン・ウー
セリーン・ウー / 田尾 沙織
田尾 沙織 / 西山 功一
西山 功一 / 岩田 栄二

■ ポートフォリオレビュー(予定)
“HIKARI”をテーマにしたGALLERY 21の作家たちのポートフォリオの紹介。 ビューイングを希望する作家を対象としたビューイング。希望者は事前にエントリーが必要となります。

最新情報はGALLERY 21 webサイトにてご覧ください。

作品についてのお問い合わせ

担当
岡山 修平
住所
〒107−0052
東京都港区赤坂8-12-25
ミルーム乃木坂401
TEL
03-5410-1277
FAX
03-5410-1278
Mail
info @ klee.co.jp

<特別企画展>
5人5色 - HIKARIについてのある考察 -
岩田 栄二/セリーン・ウー/杵嶋 宏樹/田尾 沙織/西山 功一

2010.6.1(tue) - 7.19(mon)

時代を記録し、時代を記憶する写真。

5人の写真家の作品を通してそれぞれの写真家の“HIKARI”について考察する企画展です。 テーマとなる“HIKARI”とは現代という時代にだけ存在する“リアルタイムのHIKARI”を指します。 “今という時代”にオリジナルなスタンスで向き合い、異なるビジョンと思考で紡ぎ出される写真、 今回は5人の写真家の判断、思考回路を通過し、“写真にされたHIKARIの姿”をじっくり検証してゆきます。

路上で出会う被写体を淡々と描き出す岩田栄二のクラシックなHIKARIとのつきあい方。 湿度や温度のデリケートな差まで感じさせる、セリーン・ウーのインティメイトなHIKARIの存在感。 焦点を強烈に指示しつつも、柔らかな色調で、変わりゆく時間と情感を重ね合わせる杵嶋宏樹のHIKARI。 時代を覆う説明できない不安や戸惑いを感じさせる田尾沙織の突き抜けた明るいHIKARI。 限りなく制御された西山のフラットな姿勢によって浮かび上がる“場所の充足感”を伝えるランドスケープのHIKARI。

新進気鋭の作家がそれぞれのセオリーとマナーで語りかけます。

展示予定作品数:50点〜60点
キュレーター:太田 菜穂子/岡山 修平


|出展作家 略歴|
岩田 栄二 Eiji IWATA
1978年
兵庫県神戸市生まれ
2009年
グループ展 Antipast参加 (新宿眼科画廊)
2009年
写真塾resist4期参加

作品イメージ

路上に漂い写真を撮り続ける。常に流動的な景色がファインダーを通して視覚の中に飛び込んでくる。写真はシャッターを押すことによりシンプルに世界を切り、「記録」として残せるものだ。自分の目に写る世界、レンズに取り込まれる世界、知覚の中に潜む世界。それらが融合されることによって、その瞬間が「記録」として残るのである。「記録」は時を経ることによって、私自身の記憶から解き放たれ、他者の知覚へと共有されて変化していく。私ができることは自己の知覚を「記録」として他者に問いかける、つまり写真を通じて記憶のコピーを「記録」し、映し出すだけ。色が失われたモノクロームは私自身の意識である「記録」された世界と空間との境界線となる。そこにはもう現実などは存在せず、ただ目の前にある個人の意識と浮遊している無意識が対峙する空間なのだ。その関係性を作り上げるため、私は路上を漂い、淡々と「記録」を写し撮っている。


杵嶋 宏樹 Hiroki KISHIMA

1979年生まれ。
コレクション:2007年 フランス国立図書館

作品イメージ 作品イメージ

咲きに行く -harmony scale-
調律するように、ひとつずつ。 世界や風景というか、もっとひとりずつの生活の身の回りを少しずつ変えていければ、木、一 本を眺めてみても、 雲一つない空を眺めてみても、なかなかいいものだと思えるのではないか。 お互いがそういうところで恋愛のことでも、サッカーのことで も、環境のことでも相手の声に耳を傾けられればいいなと思う。 そうしたら、その場の空気みたいなものが生活の身の回りを変えていくことになるだろうし、 どこかの風景や世界に響いてくれるのではないかという思いがあります。


セリーン・ウー Celine WU

香港に生まれ、4才で日本に渡日、神戸のインターナショナルスクールに入学、ロサンゼルスの大学でアートを専攻。 卒業後、ロサンゼルス、香港、東京で広告およびインテリア関連の仕事を経験。 2003年よりホテルプロジェクトのコミッションフォトアートを手掛ける。2010Photo LA 及び Los Angeles Art Show に出品。 オンラインマガジンFraction Magazine 2010年3月号に作品掲載。

作品イメージ 作品イメージ

はざま -Presence in Between-
時に激しく、時に優しく私たちを包んでくれる太陽の光は永遠とも思える時間を旅し、その終着点で陰影の創造美を私達に魅せてくれます。そして、そのはざまに精神世界とも思える存在を感じ、その神秘的な瞬間を捕らえようとしました。香港で生まれ、神戸やロサンゼルス、東京をベースにして生活を続けてきた私は、常に東洋的感性と西洋的感性の間に存在し、どこが母国なのか、どの文化や言語が自身のオリジナルなのかさえ分からなくなります。このプロジェクトは自身の内面にまだ眠っているアイデンティティーを探す旅であり、国や地域の文化、精神性を越えた、絶対的な存在を探し続ける旅でもあるのです。


田尾沙織 Saori TAO

1980年東京都生まれ。「第18回ひとつぼ展」グランプリ受賞(2001)を受賞。 コレクションは清里フォトミュージアム、個展歴として、渋谷SOMA CAFE(2000)「ビルに泳ぐ」銀座ガーディアンガーデン(2002) / 京都prinz (2003), 「LAND OF MAN」gallery (g) (2007)、その他グループ展にも数多く出展している。

作品イメージ

西山 功一 Koichi NISHIYAMA

1968年横浜生まれ。東京在住。20代より現代美術を学び、パフォーマンスやインスタレーション、展覧会の企画などを行う。 2007年から写真を制作の中心にし、風景の中の不在の存在というテーマに向き合っている。

作品イメージ 作品イメージ

Nowhere
私が子供の時に住んでいた家の近くには森がありました。
森があった頃、そこでは世界の深い部分との繋がりを感じることができました。
しかし森は時間を掛けて崩されてゆき、喪失の過程だけが残り続けました。
現在の私はそことは距離を置いた場所に住んでいます。
私が住んでいる都市の周縁の風景を眺めていると、既にどこにも無い風景と重なることがあります。
私はその重なりに沿って行き着くところまで歩き続けてみました。
そして辿り着いた先では何かを喪失し続けている空間が柔らかい光に照らされていて、世界との繋がりは再び取り戻せるのだと気づけるのです。